03 イジワルズ

Mission03 イジワルズ


…………。
………………。
ここは……どこだ……?
上も下も、左も右も同じように見える……
夢の中……か……?
……?誰かがいる。
……誰だ?
……知らない。思い出せない。

 その朝、レイは不思議な夢を見ていた。
彼の隣を歩くルナとグレアにも、夢のことは話していない。
どう話せばいいかわからないから。
そんな彼らは、探検隊ウィンズ。
今日は電磁波の森に来ていた。
「依頼主は、ニュロンとエレンっていうコイルだったな?」
グレアが、今日の依頼の内容を思い出す。
「ええ。この森の奥で、2匹のコイルがくっついちゃったらしいのよ。そのまま森の奥から出られないから、助けてって」
坂を下りながら、ルナが言った。
「なるほどな……2匹じゃレアコイルにもなれないしな」
「くっついたコイルは、イオンとプロトンっていう名前だ。とりあえず、捜してみるか」
目の前に広がる下り坂を、さらに進んでいく。と……
「……!?」
ポケモンの気配にいち早く気づいたグレアが、後ろを振り向く。
茂みからビリリダマが転がり出てきたのだ。
すぐレイもバトルの態勢に入る。
しかし、ビリリダマの標的はグレアでもレイでもない。ルナだ。
ちょうどここは下り坂。あっという間に距離を詰める。
でんきに弱いルナに、狙いすまして矢のような稲妻を撃つ!
「ひゃあっ!?」
避ける隙は無かった。ルナはダメージに備え身を固めた……
――しかし、何ともなかった。
グレアが頭上にかかげた骨が、稲妻を受け止めていた。
じめんタイプのグレアには全く効果のない攻撃だった。
うろたえるビリリダマを、後ろに回り込んだレイが一撃で仕留める。
「ふう、油断した」
自分の攻撃が効果を成したことを確認すると、レイが一息ついて言った。
「ありがとう、グレア。大丈夫だった?」
「気にすんなって」
ほとんど損失無しで切り抜けられたようだ。
「ところでグレア、今何が起きたんだ?」
レイの質問。
「ああ、特性ひらいしんを発動した。でんきタイプの技を受け止め無効化する」
質問に答えるグレア。だが、レイもまたでんきタイプであり。
「それじゃ、僕が攻撃しても?」
「それは心配ない。味方の攻撃までは止めねえから」
レイは安心したようだった。

 それからほどなくして、くっついた2匹のコイルを発見。
話を聞いたところ、くっついた原因は森の磁場がおかしくなったことらしかった。
森を出ると、コイル達は難なく離れることができた。
「ワーイ!ビビビ!」
くっついていたイオンとプロトン、救助依頼を出したニュロンとエレン。
4匹のコイルが一斉にそう言った。
彼らはそのまま帰っていく。
去り際に、4匹のコイルのうちの1匹が何か言いたげだった。
だが、何も言わないまま仲間達についていった。

「今日も救助成功ね」
ルナが、誰にともなく話した。
「そうだな。レイ、強くなったな」
グレアが言う。
「本当に?」
レイの反応。率直なところだ。
「けど、まだまだ伸びる。後でまた俺が鍛えてやるぜ」
「よし、今日もよろしく」
レイとグレアは、救助が終わると毎日バトルの訓練をしていた。
その中で、レイがバトルの実力をつけていくのを、グレアも実感しているところだ。
しかし、まだグレアは満足していない。

 今夜も、レイはすぐに小屋で眠りについた。
「はぁ……疲れた……」
ポケモンになったばかりの頃から、レイは自分の体力には自信がなかった。
しかし探検隊のリーダーともあれば、多少の無理は必要なことだった。
寝ながら、レイは今日の訓練を思い出していた。
自分でも、前より強くなっているのがわかる。
今日は、新しい技の習得を目指した。
その技の名は、すいへいぎり。
電気ではない気力で、敵を切り払う。
まだ完全には使えるようになっていない。
いつか、使いこなしてみせる……
今は、もっと強くなりたい。という意志が、レイを動かしている。

本人は知らないが、小屋の外。
不気味な視線が3対、突き刺さっていた。
「ケケッ!ここか。ウィンズとかいう探検隊のリーダーが寝泊まりしてる小屋は」
低い声を発する黒いポケモン。赤い眼が光る。
「ずいぶん殺風景なところじゃない」
高い声がする。声だけじゃなく背も高いようだ。
「まったく、新人のくせに次々と依頼を成功させるなんて生意気だぜ」
高くも低くもない声。その声の主の体は高いのではなく、長い。
「ケッ……いいこと考えた……」
赤い眼が、さらに鋭く輝いた。

 翌朝。
レイが寝泊まりしている小屋に、1匹のキャタピーが訪れてきた。
「おはよう。確か、クルスだったかな」
「はい。おはようございます、レイさん」
そこに、ルナとグレアもやってくる。
「おはよう!」
ルナに対して、レイは手を上げて応える。
グレアはクルスを知らないため、互いに自己紹介した。
「……で、今日はどうしたんだ?」
あいさつも終わったので、本題に入るレイ。
「ウィンズに救助のお願いをしに来たんです。ボクの友達、トランセルのライリくんと遊んでいたら
 ライリくんが森で迷って出られなくなっちゃったんです……」
「大変、早く助けなきゃ!」
素早く反応を返すルナ。
「で、場所はどこだ?」
的確に質問を投げかけるレイ。
「あやしい森というところです。昼でも暗いので、気をつけてください」
グレアは、なんでそんな場所に遊びに行くんだ……と聞きたげな顔をしている。
だが、それを口に出しはしなかった。

 手早く準備を済ませた後、ウィンズはあやしい森に急行した。
そんな彼らを、またしても赤い眼が見つめていた……

 クルスから聞いた通り、あやしい森は薄暗い。
ウィンズの3匹は、慎重に歩を進めていく。
「ねえ、何か出そうじゃない?」
ルナが小声で言う。心なしか顔色が悪い気がする。
「まったく怖がりだなルナは。そこんとこ昔から変わらねえけどな」
「だって……」
先頭を歩くレイは、そんな会話を聞きながら、前後左右に神経を集中させていた。

 ――確かに、これだけ暗いと奇襲されるかもしれない。
前か、後ろか、左か、右か……
……右に何かいる!
その時、丸いものが右から飛んできた。
レイはそれを危うく避ける。
左にいたグレアがキャッチしていた。丸い何か。
見てみると、顔の形に表面をくり抜かれたオレンのみだった。
その顔は不気味に笑っている。
「な、なんでこんな……?」
青ざめるルナ。もとから青いのだが。
「まったく、ハロウィンじゃあるまいし」
と、グレア。
一行は、オレンのみが飛んできた方を見てみる。
目の前には大きな木。辺りの暗さで、濃い茶色に見える。
しかし、その時だった。
木の表面が大きく裂け、顔の形となって浮かび上がった!
「ぎゃぁぁぁぁあああ!!?」
レイとグレアが反応する前に、ルナは全速力で遠くに走り去ってしまった。
「お、おい!」
「ルナ、待て!落ち着け!」
だがルナは止まらない。すぐに見失った。

 しばらく走り続けた後、落ち着きを取り戻した。
……ここ、どこ?
見境なく走ったため、道に迷ってしまった。
おまけに、仲間がいない。
耐えがたい不安が襲ってくる。
――どうしよう。また何か出るんじゃ……
目線の先には、花が一輪。
しかし、見る間に花に口のような裂け目ができ、笑い出すではないか!
「ーーーーーー!!!」
怖すぎて声が出ない。足も動かない。
目線すら動かすことができない。
すると今度は、笑っている花が大きくなる!
「えぇぇぇぇええーーーー!!!?」
喉の奥から大声を上げる。
自分の体に鞭打つように、ルナは無我夢中で逃げだした。
しかし、いくら逃げても周囲の景色が一向に変わらない。
後ろを振り向かなくても、笑う花が追ってきているのがわかった。
横には表面が顔の形に裂けた木が立っている。
――怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!!!

 ルナ本人は逃げているつもりなのだが、実は同じ場所を走り回り続けているに過ぎない。
そんなパニック状態のルナを見つめる、3対の視線。
昨夜、レイの小屋を見に来ていたポケモン達だ。
「ケケッ、面白え!!」
黒いポケモンが、腹を抱えて笑っている。
「こんなんで探検隊やってるなんて、身の程知らずもいいとこね」
赤いポケモンも笑う。
2匹の笑い声に呼応するかのように、長いポケモンも口元を緩めていた。
彼らは笑いながらも、目線をルナから離そうとはしない。

 一方、レイとグレア。
「ルナ、どこ行ったんだ?」
誰にともなく、レイがつぶやく。
「あいつは昔から臆病だからな……単独でまたあんなものを見たりしたら、大変なことになる」
そう語るのはグレア。
「正直、僕もあれは怖かった。なんなんだ、あれ?」
「俺が聞きてえよ、それは」
小さな声で会話を続けながら、2匹は探索を続ける。
道行く先……茂みの中に、彼らは3匹のポケモンを見つける。
「あのポケモン達に聞いてみよう」
レイはそう言って接近を試みる。
だが、グレアがレイを止める。
「ちょっと待て、よく見ろ。向こうにいるの、ルナじゃねえか?」
グレアが指さす先には、真っ青を通り越して白い顔で、あわてて走り回っているミズゴロウ。
確かに、ルナだ。
「そして、ルナを見つめるポケモン3匹……あやしいと思わないか?」
「い、言われてみれば……」
だがレイの返答を待たず、グレアは動き出していた。
「お前はルナの目を覚まさせろ!」
それだけ言って、飛び込んでいく。
一番近くにいた赤いポケモンに、骨の一撃をくらわす!
「ぎょえっ!?」
「わわっ!?」
突然の攻撃に、他の2匹も驚く。
目線がルナから外れた。

 ルナは立ち止まった。自分の周囲の風景が乱れていくのを感じた。
――あれ?何?何が起こったの?
「……ルナ!」
誰かの声。その主がレイだとわかった時
……視界が開けた。
「……私、どうしたの……?」
さっきまで寝ていたかのように、ルナがレイに問いかける。
「話は後だ!」
上から飛び降りてくるのはグレア。
さらに、見たことないポケモンが3匹。
「敵のお出ましだぜ!」

「お前らは何者だ!」
前に進み出て、レイが言う。眼前にいる3匹のポケモンに向かって。
「ケケッ!自己紹介してやるぜ」
真っ先に口を開いたのは、中央にいるゲンガー。
「オレ達は、探検隊イジワルズ!そしてオレがそのリーダー、ダークネス!」
「アタイは、メンバーのルビィ!」
「同じく、サペント!」
チャーレムが、そしてアーボが続いた。
「探検隊イジワルズ……救助活動するようには見えないから、宝目当てか。
 こんな近場に宝なんて残ってないと思うぜ?」
グレアが切り返す。
「ケッ!救助しないなんてことはないぜ!報酬をガッポリ頂くからな!」
すぐさまダークネスの反撃。
「まあ、それもこれもオレ達の目的のためだがな」
そう語るのはサペント。続いてルビィが言う。
「アタイ達、世界征服を企んでいるのよん♪」
「えええええっ!!?」
ルナが飛びあがる。
「ケッ!大げさだな。さっきまであんなにおびえてただけのことはあるぜ」
ダークネスの言葉に、ルナの顔が少しだけ赤くなる。
「な、なんでそれを!?」
至極真っ当な質問だ。
「ケケケッ、決まってるだろ。オレ達が仕掛けたんだからな!」
「本当にびっくりして取り乱してくれて、面白かったわよ♪」
ルナには返す言葉がない。
「なぜだ、なぜそんなことをする?」
今度はレイが質問をぶつける。そして答えるのはサペント。
「これまた決まり切ったことを。お前らが邪魔だったから、それだけだ!」
「ほう……」
やけに静かに、グレアの声が響いた。
「やるか?」
あまりにも明確な宣戦布告。
「やるぜ!」
ダークネスが応戦する態度を見せると、ルビィとサペントは攻撃態勢に入っていく。

 ルビィはグレアを、サペントはルナを狙って初撃を仕掛ける。
「おっと!」
両者ともに回避する。
さらに飛びかかるルビィを、グレアが骨をかまえて迎え撃つ!
ルビィはポイントを外す。互いの攻撃が空を切る。
飛び退くルナに対して、サペントが正面に回り込む。
そして、サペントの目が光る!
「ひえっ……」
ルナは硬直してしまった。ぴくりとも動くことができない。
それに気づいたグレアが、持っている骨をサペントに投げつけた。
骨がサペントの顔をかすめた。へびにらみの効果が消滅。
「ルナ、相手を代わるぞ!」
「OK!」

 必然的に、リーダーはリーダー同士で戦うことになる。
ダークネスは、どこかから木の実を取り出し食べた。
「隙あり!」
狙いすまして、でんきショックを放つ。まぶしい光がダークネスを捉えた。
しかし次の瞬間、レイは驚きを隠せなかった。
立ち上る煙の中で、ダークネスが笑っていたのだ。
何がが近づくのを察知し、レイはそれをかわす。
拳の形をした影だ。
しかし、拳は突然軌道を変えた。
「うわっ!」
拳が直撃し、レイは地面に打ちつけられた。
「ケケケッ!説明してやろう。まずオレがお前の電撃を受けても平然としている理由。
さっきソクノのみを食べたからだ。でんき技のダメージを軽減するんだぜ」
ダークネスは笑っている。数秒だけ区切った後、言葉を続ける。
「そしてオレが使った技はシャドーパンチといってな。必ず命中するんだ。
 どうだ?それでもまたやろうってのか?」
「くっ……」
なんとか立ち上がる。
レイはダークネスに接近し、直接攻撃を仕掛ける。
しかし、ダークネスは何の防御態勢も取らない。
相手に命中するはずだったレイの攻撃が、ダークネスの体をすり抜けた。
ゴーストタイプにノーマル技は効かない。
シャドーパンチが再びレイを襲う。
かわそうにも確実に命中する。レイは傷ついていくばかりだった。

 ルビィは得意の格闘技を用い、ルナに攻撃を繰り返す。
それがかわされると、今度はねんりきを放つ!
ルナの動きが止まる。声すら出せない。
「さあ、覚悟しなさい!!」
ルビィのとびひざげり!
その時、ルナが動けるようになった。
地面の土を巻き上げ、ルビィの目にかけた。
ルビィは何も見えない。
「覚悟するのは、あなたの方よ!!」
ルナの体が青く光り、みずでっぽうを撃ち出す!
激しい水流が、ルビィの体力を全て奪った。

 一方、グレアとサペントも激しく戦っている。
グレアの攻撃をかわしたサペントが、グレアの右腕に牙を刺す。
さらに、サペントがまきつくの態勢に入る。
これを見たグレアは、左腕で骨を放り上げた。
サペントの長い体が、グレアを締め上げていく。
だが、なぜかグレアは抵抗しない。
サペントが不審さを感じた時には、もう遅かった。
落下してきた骨が、頭に落ちてきたのだ。
サペントの頭上で、小さなアチャモが回っている。
「まったく、口ほどにもねえ」
グレアはきっぱりと言った。

 有効な攻撃手段の無いレイは、いとも簡単にダークネスに追い詰められていた。
「ケケッ!観念しろ!そして、オレ達に楯突いたことを後悔しろ!!」
両手を黒光りさせ、ダークネスがレイに近づいてくる。
どうやらとどめを刺すつもりらしい。
――どうする?どうすればいい?
レイは考えていた。今持っている攻撃ではダークネスに勝てない。
――あれ、しかないか……
考えがまとまった。その時、目の前にダークネスが迫っていた!
「消えろ!!」
至近距離からシャドーパンチ!
「消えないっ!!」
その時、ダークネスにとって……いや、イジワルズ全員にとって信じられないことが起きた。
レイの右手が、ダークネスの体を水平に切り払った。
「ウ……ゲ……」
ダークネスはうつろな目でつぶやいた。そして、
「ゲゲゲゲゲーーーッ!!!」
脱兎の如く逃げ出した。
「あっ!待ってよー!!」
「オレ達を置いていくなー!!」
2匹の仲間も走り去っていった。

 「ふう、一時はどうなるかと思ったよ」
ダークネスを破ったレイが、仲間の方に向き直って言った。
「た……助かったー……」
突然、ルナが倒れてしまった。
レイとグレアが駆け寄る。
……ルナは眠り始めていた。恐怖から開放されて、安心したのだろう。
「まったく、世話かけやがって……」
グレアがため息をつきながらも言った。
その時、近くの茂みがざわつく音が聞こえた。
レイとグレアは真っ先にその方向を向いた。
「あのー……」
出てきたのは、1匹のトランセル。
「もしかして、探しに来てくれたのですか?」
「つまり、お前がライリ、か?」
グレアの問いに、そのトランセルはこくりと頷いた。

 「おーい!クルスくーん!」
あやしい森から戻ってくると、ライリはそう叫んでクルスに近づいた。
「あ!ライリくん!」
2匹の虫ポケモン達は、ライリの帰還に沸き立った。
「本当にありがとうございます!けど、ルナさんはどうしたんですか?」
クルスがそう言った。
「ああ、疲れて寝てるんだよ」
グレアが返す。当のルナは、レイに背負われている。
イジワルズ戦でグレアは右腕を負傷していたので、
レイがここまでルナを背負って帰ることになったのだ。
「といっても、ボクお金とか持ってないです……」
ライリが、ぽつりと言った。
「ああ、いいよ。キミが無事でよければ」
レイが笑ってそう応える。
「わあ、ありがとうございます!」
「では、ボクたちそろそろ帰ります」
クルスとライリは、そう言って帰っていく。
帰り際、クルスはちらりとルナの方を見た。
何か気になるようだった。

 そして残ったのはウィンズのメンバーのみ。すでに日も赤く染まっている。
「じゃ、俺も帰るぜ。早くこの腕をどうにかしないとな」
グレアが踵を返す。
「あ、ちょ、ちょっと、ルナはどうすれば!?」
「俺はこの様だ、お前に任せる!」
あわてるレイだが、グレアはお構いなしだ。
結局、グレアはこのまま帰っていった。
「…………。」
レイは何も言葉にできなかった。

 「こうするしかないか……」
仕方なく、レイが寝泊りしている小屋にルナを運び込んだ。
他の方法が思い浮かばなかったのだ。
すでに月が出ている夜。あの月の様子だと、満月になる日は近いだろう。
この小屋も、レイにとっては住み慣れた家になりつつある。
しかし、今夜ばかりは簡単には眠れそうにない。
傍らには、無防備に寝息を立てるルナがいるから。
「しかし、本当かわいいなあ……」
気づいた時には、そんな言葉がレイの口から出ていた。
その目はルナの穏やかな寝顔に魅入られていた。
……ダメだ、今日は眠れそうにない。




というわけでMission03でした。
Mission01の3倍近く。今までよりいい文章が書けたかなと。
イジワルズのパートに重点を置いて、コイルのパートはあっさりめに。

最後はもっと派手にやろうか考えに考えましたが、
まあ序盤なのでこんなところで。

2008.01.30 wrote
2008.02.18 updated



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